町家をリノベーションした一軒家。梁や柱はそのままに町家の雰囲気を残しながら、モダンであたたかみのある空間に仕上げており、オープンキッチンを囲むL字カウンターは12席。カウンターや家具は、京都・北白川でオリジナル家具や北欧家具を扱うアリアが担当。器やカトラリーなどは愛知・常滑焼の大澤哲哉、京都・川端七条の「鹿角刀」などすべて日本の手仕事の品。ガスは使わず、火はケルンとピザ釜のみという原始的な調理法を採用。そして、食後のデザートは「irori(イロリ)」と呼ばれるセンの木のテーブルで。ゲスト同士の交流や時間の共有もまた、カルチャーの発信地としてルーラが大切にする要素のひとつ。そんな彼らならではの徹底したこだわりが訪れる人々を魅了して止みません。