町家を舞台に世界へと発信するルーラから始まる新しい食カルチャー
今、京都で最も話題のレストランと言っても決して過言では無い「ルーラ」。ニュージーランドのレストランで出会ったシェフのジェイカブ・ギアとゼネラルマネージャーの宮下氏そして、ミクソロジストの堺部の3名がオーナーとし、京都から世界に挑戦したいと立ちあげたお店が「ルーラ」。釜とピザ釜の2種の薪火を使い分けた調理と発酵や燻製などで風味や奥行きを添えたルーラの唯一無二のスタイルの料理は世界のフーディーからの注目を集めている。
舞台は築130年ほどの町家をリノベーションした一軒家。
町家をリノベーションした一軒家。梁や柱はそのままに町家の雰囲気を残しながら、モダンであたたかみのある空間に仕上げており、オープンキッチンを囲むL字カウンターは12席。カウンターや家具は、京都・北白川でオリジナル家具や北欧家具を扱う「アリア」が担当。器やカトラリーなどは愛知・常滑焼の大澤哲哉、都・川端七条の「鹿角刀」などすべて日本の手仕事の品。
ガスは使わず、火はケルンとピザ窯のみという原始的な調理法を採用。そして、食後のデザートは「irori(イロリ)」と呼ばれるセンの木のテーブルで。ゲスト同士の交流や時間の共有もまた、カルチャーの発信地としてルーラが大切にする要素のひとつ。そんな彼らならではの徹底したこだわりが訪れる人々を魅了して止みません。
- 店名:LURRA° (ルーラ)
- 住所:京都市東山区石泉院町396
- 電話番号:TEL:050-3196-1433
- 営業時間:17時30分〜23時30分(17時30分からと20時30分からの一斉スタートのみ)
- 定休日:日・月曜日